娘を売る街のネタバレ!片倉加恵の見た地獄と女郎の結末がヤバイ!
娘を売る街とは?
娘を売る街とは、安武わたるの作品です。
片倉家という由緒ある家に生まれた娘、加恵。
加恵は、何不自由ない生活をしていました。
今日は佐々木家の次男坊と結納の日でした。
ここに嫁ぐのか、全然ぴんとこないと感じている加恵。
そんな加恵は、これから波乱の人生を送ることになるとは、今はまだ知りませんでした。
そんな娘を売る街という作品は、吉原を描いた作品が好きな方におすすめの作品となっており、また、ストーリーな女たちのシリーズが好きな人にもおすすめの作品となっております。
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娘を売る街の登場人物紹介
・加恵・・・この物語の主人公であり、由緒ある片倉家に生まれた娘です。
しかし、ある男の存在によって片倉家は地にまで堕ちてしまいます。
そして加恵は吉原に送られてしまうのでした。
・松坂・・・すべての黒幕であり、片倉家を貶めた張本人です。
一人息子がおり、その息子に対しては良い父親でいたようでした。
加恵を吉原に送った男でもあります。
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娘を売る街のネタバレ!片倉加恵の見た地獄と女郎の結末がヤバイ!
あるところに、加恵という女の子がいました。
その女の子は、由緒ある片倉家に生まれ、何不自由ない生活をしていました。
しかし、その生活はある日を境に一変してしまいます。
ある日の「幸せにのぅ」という父親の言葉を、なぜか遺言のような言葉だと感じた加恵。
その後、家にやってきた役人達。
不始末の儀によって切腹を申し付ける、と加恵の父親に言います。
片倉一家も、家を追い出されてしまいました。
いったい何が起こったのか、理解できない加恵。
佐々木家も、早々に手を引いてしまい、天涯孤独となってしまいます。
「聞いておられますか、加恵様。」と言われている加恵は、ぼーっとしています。
「片倉様にはうちの店からかなりの借財がございましてな。まさか借金を踏み倒すほど恥知らずではございませんよね?お旗本の家柄が。」
うなづく加恵。
「では松坂…いえ、このお方のおっしゃるとおりになさいませ」と言われ、現れたのは一人の男でした。
その男、松坂に犯される加恵。
そうして、加恵は女郎として、売られました。
吉原に来た加恵は、毎日地獄のような日々を送っていました。
獣のような唸り声、悪臭…、加恵は嫌気がさしていました。
「客をとったらね、ここで小便するか、洗うんだよ。はらんだら厄介だからね」
そうアドバイスされる加恵。
その言葉にぞっとします。
「妙だねえ、あんたみたいな上玉、なんだってこんな裏通りの店にきたんだぃ?」と言う女性。
「ちょいとわけありの身なんで、ちょいとわりぃとこで使ってくれってえおかしな話だ。ずいぶん安く済んだしよぉ。だからこそでせいぜいしっかり励みな」という、店の主。
おしま、と呼ばれる女郎は、加恵の世話を任されます。
「こそで、こそでって誰ですか」
「あぁ、あんたちょっとおつむが弱いんだねぇ。それで厄介払いされたのか。」
そういうおしまは、加恵にいろいろ教えてくれました。
「ぐずぐずしてるとくいっぱぐれるよ」そうせかされて食べたごはんは、まったくおいしくないものでした。
思わず吐き出してしまう、育ちのいい加恵。
しかし、そんな加恵を助けてくれる人はいませんでした。
どうしよう、いつまで経っても悪夢が覚めない…そう考え、涙を流す加恵でした。
もう死のう、死ねばきっと幸せなあの日に戻れる…そう考えた加恵は、首つりをすることにします。
その時、聞こえた声。
「じゃあよ、片倉様ははめられたってのかい?」
「おおよ、本当の悪事はよぉ、もそっと上の松坂様が張本人だとよ。」
「それを暴こうとした片倉様が返り討ちにあったってえ寸法か」
その言葉を聞いて、加恵は目を覚まします。
すべてあの松坂の仕業だったのです。
「うすうす周りも気づいちゃいるが、松坂様におびえ、見ざる言わざると決め込んでらぁ。」
「へっ!上の方々はおっかねえな。おれたちゃ気楽な下っ端でいかったぜ」
話を聞き終えた加恵は、その場にへたりこんでしまいます。
「父上…父上…」ぽろぽろと泣き出す加恵。
「夢じゃなかった、これは悪夢なんかじゃなった…現実なんだ…」そうして、加恵はようやく現実を受け入れるのでした。
松坂に復讐をすることに決めた加恵。
「一番偉い花魁にしてくださいませんか」と楼主にいう加恵は、決意の目をしていました。
その数か月後、めきめきと頭角を現す加恵は、吉原の中でも噂になっていました。
「教養たけぇわ床上手だわ、何より声が絶品だとよ」
そう噂されている加恵。
いつも加恵は神社でお祈りを欠かせていませんでした。
そこで犬に襲われる加恵は、一人の青年に救われます。
「本当に助かりました。そこでどうぞくつろいでください」という加恵。
「たいそうお若いようですが、その年で廓に通われているのですか?」
「いや…昨夜友人に連れてこられたのだが、どうにもおしろいのにおいが苦手でな。空き部屋で寝ていたのだ」というその青年。
「どうもわしは女が嫌いらしい」
「なのにお帰りにはなられなかったので?」
「払いはわしなのだから、先に帰るわけにはゆかぬだろう!」
「あはは」
「わ、笑うな!無礼であろう!」
世慣れぬにもほどがある、いっそお人好しな…と考える加恵は、久しぶりに心から笑っていました。
そうして、せっかくここに来たのだから、と加恵は床を共にするのでした。
その青年は、「女とは良いものなんだな…」といいました。
「また訪ねてもよいか?」
「お好きなだけどうぞ。ぬし様がいらしたときは化粧なしでお迎えいたしましょう」
「む、いや、おぬしなら着飾ったところもみてみたいが…」
「ふふ」
加恵は、気づけばその時久しぶりに笑顔を見せていました。
それほどに、心がほぐされたのです。
しかし、そんな幸せは長くは続きませんでした。
なんと、その青年は敵である松坂の息子だったのです。
そして事態は最悪の結末へと向かいます…。
果たして、片倉加恵の見た地獄と女郎の結末とは・・・?
(この後衝撃の結末へと続きます。)
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感想
この作品は様々な話が収録されているオムニバス作品なのですが、どの話も濃厚で面白いです。
序盤は加恵が絶望する場面がほとんどで、読んでいて結構胸が痛くなるのですが、加恵が逞しく生きている様子はよかったですね。
果たして、加恵は松坂に復讐をすることができるのか、そして、幸せを手にできるのか、その結末は是非読んでみることをおすすめします。
そんな娘を売る街という作品は、吉原を描いた作品が好きな方におすすめの作品となっており、また、ストーリーな女たちのシリーズが好きな人にもおすすめの作品となっております。
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