娘を売る街の濃いネタバレ(後半)あらすじや感想も!無料

娘を売る街とは?

娘を売る街とは、安武わたるの作品です。

片倉家という由緒ある家に生まれた娘、加恵。

加恵は、何不自由ない生活をしていました。

今日は佐々木家の次男坊と結納の日でした。

ここに嫁ぐのか、全然ぴんとこないと感じている加恵。

そんな加恵は、これから波乱の人生を送ることになるとは、今はまだ知りませんでした。

そんな娘を売る街という作品は、吉原を描いた作品が好きな方におすすめの作品となっており、また、ストーリーな女たちのシリーズが好きな人にもおすすめの作品となっております。

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娘を売る街のあらすじ(後半)

幸せにのぅ、という父親の言葉を、なぜか遺言のような言葉だと感じた加恵。

その後、家にやってきた役人。

不始末の儀によって切腹を申し付ける、と加恵の父親に言います。

片倉一家も、家を追い出されてしまいました。

いったい何が起こったのか、理解できない加恵。

佐々木家も、早々に手を引いてしまい、天涯孤独となってしまいます。

そして・・・?

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娘を売る街の濃いネタバレ(後半)

死んだ目をしている、加恵。

「こそで、こそでって誰ですか」

「あぁ、あんたちょっとおつむが弱いんだねぇ。それで厄介払いされたのか。」

そういうおしまは、加恵にいろいろ教えてくれました。

「ぐずぐずしてるとくいっぱぐれるよ」そうせかされて食べたごはんは、まったくおいしくないものでした。

思わず吐き出してしまう、育ちのいい加恵。

しかし、そんな加恵を助けてくれる人はいませんでした。

どうしよう、いつまで経っても悪夢が覚めない…そう考え、涙を流す加恵でした。

もう死のう、死ねばきっと幸せなあの日に戻れる…そう考えた加恵は、首つりをすることにします。

その時、聞こえた声。

「じゃあよ、片倉様ははめられたってのかい?」

「おおよ、本当の悪事はよぉ、もそっと上の松坂様が張本人だとよ。」

「それを暴こうとした片倉様が返り討ちにあったってえ寸法か」

その言葉を聞いて、加恵は目を覚まします。

すべてあの松坂の仕業だったのです。

「うすうす周りも気づいちゃいるが、松坂様におびえ、見ざる言わざると決め込んでらぁ。」

「へっ!上の方々はおっかねえな。おれたちゃ気楽な下っ端でいかったぜ」

話を聞き終えた加恵は、その場にへたりこんでしまいます。

「父上…父上…」ぽろぽろと泣き出す加恵。

「夢じゃなかった、これは悪夢なんかじゃなった…現実なんだ…」そうして、加恵はようやく現実を受け入れるのでした。

松坂に復讐をすることに決めた加恵。

「一番偉い花魁にしてくださいませんか」と楼主にいう加恵は、決意の目をしていました。

その数か月後、めきめきと頭角を現す加恵は、吉原の中でも噂になっていました。

「教養たけぇわ床上手だわ、何より声が絶品だとよ」

そう噂されている加恵。

いつも加恵は神社でお祈りを欠かせていませんでした。

そこで犬に襲われる加恵は、一人の青年に救われます。

「本当に助かりました。そこでどうぞくつろいでください」という加恵。

「たいそうお若いようですが、その年で廓に通われているのですか?」

「いや…昨夜友人に連れてこられたのだが、どうにもおしろいのにおいが苦手でな。空き部屋で寝ていたのだ」というその青年。

「どうもわしは女が嫌いらしい」

「なのにお帰りにはなられなかったので?」

「払いはわしなのだから、先に帰るわけにはゆかぬだろう!」

「あはは」

「わ、笑うな!無礼であろう!」

世慣れぬにもほどがある、いっそお人好しな…と考える加恵は、久しぶりに心から笑っていました。

そうして、せっかくここに来たのだから、と加恵は床を共にするのでした。

その青年は、「女とは良いものなんだな…」といいました。

「また訪ねてもよいか?」

「お好きなだけどうぞ。ぬし様がいらしたときは化粧なしでお迎えいたしましょう」

「む、いや、おぬしなら着飾ったところもみてみたいが…」

「ふふ」

加恵はご機嫌なようでした。

しかし、この青年の正体は、あの松坂の息子でした。

勇之進という名前のその青年。

加恵は、あの松坂の息子と知り合ったことにより、松坂に復讐するチャンスを得ます。

勇之進と接するうちに、松坂のことがわかってきます。

松坂は、この勇之進の前では良い父親のようでした。

しかし加恵にとっては八つ裂きにしても飽き足らぬ仇です。

勇之進の心を好きにするのは、赤子の手をひねるよりもたやすいものでした。

「すみませぬ、なじみの客がいらしてて」

「わしがいるのにか!?」

「私だってつらいんですよ。でも仕方ない。私は女郎ですから」

そういう加恵の言葉にイラついた勇之進。

身請けをすることにした勇之進。

「この女をわしだけのものにしたいのだ!」という勇之進。

「あなた様はまだ17。独り身のうちに妾などおかれては縁談にも差しさわりが…」という加恵に「違うぞ、わしはおぬしを妻にしたいのだ」という勇之進。

そして・・・?

(この後衝撃の展開へと続きます。)

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感想

今回の話では、勇之進の存在が加恵の人生を左右している様子が描かれていて、おもしろかったですね。

それにしても、この話は復讐ものでもありますから、加恵の復讐の結末が気になりますね。

果たして、加恵は松坂に復讐をすることができるのか、そして、幸せを手にできるのか、まだまだ先が気になります。

そんな娘を売る街という作品は、吉原を描いた作品が好きな方におすすめの作品となっており、また、ストーリーな女たちのシリーズが好きな人にもおすすめの作品となっております。

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