氷の豚の濃いネタバレ(1巻前半)あらすじや感想も!無料
氷の豚とは?
氷の豚とは、浅田有皆先生の作品です。
ニッポン社会の“すぐ隣”に潜み弱者を支配し続けている『闇社会(ファーム)』という存在がありました。
そこでは奴隷オークション、臓器売買、スクールカーストなど“都市伝説ばり”の残虐行為が平然と行われていました。
そんな“現実”を目の当たりにしたJKハッカー・アイスピッグ(氷の豚)とフリーター男子のベスパ。
主従関係を結んだ2人が『闇社会』に宣戦布告をします。
そんな氷の豚という作品は、青年漫画が好きな人におすすめであり、また、極道裏社会ものが好きな人にもおすすめの作品となっております。
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氷の豚のあらすじ(1巻前半)
わぁぁぁ、という歓声が聞こえる場所。
どうだい、興奮するだろ、この客はおまえを買いに来た客たちだ、ゾンビのお前を。
というピエロの男。
生きているのに死んだような存在、それが君だ、というピエロの男に、ベスパはなんとも言えない表情をしました。
さかのぼること二日前。
田舎の孤児院を出て東京に来て4年、ベスパは格安で暮らせるシェアハウスに住んでいました。
狭いながらも心地がいいと感じていたベスパ。
しかし、社会的には底辺のフリーター。
友人にお金を借り、家賃を払っている始末でした。
そして・・・。
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氷の豚の濃いネタバレ(1巻前半)
金もない、光り輝ける未来もない、そんなベスパだからこそ、大切なものがありました。
「んじゃ、今からそっちいく!」といってベスパはバイクに乗って向かいます。
場面は変わって、クラブ。
「しゃ、社長からは何も聞いては。。。」と戸惑っている店員。
「緊急の入用でねぇ。今日おしぼり代をいただいて帰らないとね、俺も顔がたたないんですわ。」といっているガラの悪い男。
「名古屋のおじきがね、これもんで入院しましてねぇ。見舞いもっていかないと恥かくんですよ。いやね、私が恥かくのは良いんですよ。ですがお宅の社長に恥をかかせることになりはしないかとねぇ?」とガラの悪い男は言います。
「あのさぁこいつら追い払ったら無料で入れてもらえっかなぁ?」というベスパ。
場面はかわって、うなだれているベスパ。
「あのさぁ、ヤクザ相手になにやってんの?お金借りに来て逆に取られるようなことしちゃ、本末転倒でしょ?」と友達に言われているベスパ。
「とにかくさ、三万でいい…金、貸してくれ…」とベスパは言います。
「てかそのやくざたちから巻き上げたらよかったのに」と言われるも「たとえヤクザとはいえ、恐喝はすかん!お金は仕事をして稼ぐもんだし!」というベスパ。
「お金借りにきてるやつがよくいうよ!で、どうしてそんなに金ないの?」と言われると、「ソシャゲ課金で有り金全部すった」とベスパは言います。
「ばかだろ!!」と突っ込まれるベスパでした。
そんな友人たちとの会話で、1億円の賞金首の話になります。
「噂じゃいつもアイスを食べてる巨漢デブのオタクの風貌から、通称アイスピッグと呼ばれている」と友人は言います。
その存在は、天才ハッカーであり、かなりやばい情報を盗まれた男が、賞金1億円をかけてその存在を探しているようでした。
「なぁ、正体不明なのになんで風貌がわかってるんだ?」というベスパに「おおおおい!ベスパ君頭いい!!まったく気が付かなかった!!」という友人。
「もうそんな与太話はいいからさぁ。なんかないの?でっけぇ儲け話は。」というベスパに「あんた仕事探してんのか?」という謎の男。
「あぁ、まぁ。」というベスパ。
ちょうど運転手を探していたというその男は、5時間で30万払う、と言います。
面白そうな話だ、乗った、とベスパは二つ返事でOKします。
「仕事は簡単だ。このトラックに荷物を積んで帰ってくる。行きはお前が運転で、帰りは俺!」とその男は言います。
「それで30万?これ相当やばい仕事だよねえ。いったい何を運ぶのドラッグにしちゃでかいし、まさか…?」というベスパに「ははは、いいじゃねえか。俺は大谷だ。道中楽しくやろうぜ!」という男、大谷。
ぼかすところがますます怪しいと考えるベスパでしたが、金に目がくらんでいるため、仕事をやるしかありません。
そうして車を走らせる二人。
「それで、ベスパはなんで有り金がなくなったんだ?」という大谷。
「これ…ね。」といってスマホの画面を見せるベスパ。
「げ、げーむぅ?」とあきれる大谷。
「美少女パイロックっていうくっそ可愛い美少女ロッカーが超ハードなロックンロールを演奏するっていうゲームでさ、ゲーム内でイベントがあって、その期間中しかGETできないカードがあるんだけど、そのカードをフルコンプするのに課金してたらいつの間にか有り金全部すっちまった。」というベスパ。
そう語るベスパにますますあきれる大谷でした。
「お前大物なのかあほなのかよくわかんねーやろうだな。」と大谷は言います。
「俺両親いなくて孤児院で育ったんだ。そこは俺にとって自由じゃなくて…。そんな俺を支えてくれたのが音楽だったんだ。だからすぐに上京してすぐにロックバンドを組んだ。この性格だからバンドはつぶれてばっかりで…。」というベスパ。
ベスパはその情熱を今はこのスマホゲームでカバーしてるんだ、と言います。
そうこう話しているうちに、目的地についたベスパたち。
そして・・・?
(この後衝撃の展開へと続きます。)
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感想
今回の話では、ベスパがヤバイ世界に入り込むきっかけが描かれており、序盤からして怪しい雰囲気がプンプンしていましたね。
これからどんなことが起こるのだろうか、とどんどん先が読みたくなり、その衝撃の展開にワクワクさせられました。
それにしても、妙にリアルな物語なので、現実にも起こってるんじゃないかと思わせられて、ちょっと怖くなりましたね。
そんな氷の豚という作品は、青年漫画が好きな人におすすめであり、また、極道裏社会ものが好きな人にもおすすめの作品となっております。
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