怨ノ介Fの佩刀人の濃いネタバレ(1巻前半)あらすじや感想も!無料
怨ノ介Fの佩刀人とは?
怨ノ介Fの佩刀人とは、玉井雪雄先生の作品です。
あるところに、怨念によって磨かれた日本刀を冥府魔刀と呼ぶ世界がありました。
ある日、巨大な「怨み」の念を抱いたまま命果てる寸前であった怨ノ介(うらみのすけ)の前に、冥府魔刀・不破刀と刀の化身である謎の魔女が現れます。
魔女が言うには、その刀で人を斬り殺せば、相手の寿命を奪い、若返ることができるといいます。
もと一国の主だった怨ノ介(うらみのすけ)は、六十年前に親友の多々羅玄地に裏切られその座を失い、浪々の身となっていました。
魔刀の力を得た怨ノ介は、美しき魔女とともに、六十年前の怨みを晴らす旅へと出ます。
怨恨、陰謀、若返りに地獄、そして魔刀…。
鬼才が描く、日本刀をめぐる前代未聞の復讐劇が今始まります。
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怨ノ介Fの佩刀人のあらすじ(1巻前半)
寛政年間、ここは奥州街道・武蔵国あたり。
誰だ貴様は、と言われている、謎の男。
しどろもどろに、わ、わしか、と答えているその男。
姓は楠野、名は怨ノ介…、理由あっておぬしの命頂戴する…、と激しい息遣いのその男、怨ノ介は言います。
そうして斬りかかる怨ノ介。
そのそばには、美女がいます。
不破刀と呼ばれるその美女は、あれは間違いないわ、と言っています。
怨ノ介が対峙している相手は、子供の命ばかり吸ってきた魔刀を持つ男でした。
怨ノ介の目的は、この魔刀にありました。
今、怨ノ介と不破刀の魔刀をめぐる冒険がはじまります・・・。
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怨ノ介Fの佩刀人の濃いネタバレ(1巻前半)
時は七日前。
「あの寺には物の怪がいるだでよぅ。近づかないほうがいい。怨霊がすくってるって話だ。」と言う誰かの声。
「なるほど、これはすさまじい…」と、そのただならぬ雰囲気におびえる一人の僧侶。
しかし、つかつかとその寺の中に入っていく僧侶。
「鬼が出るか、蛇が出るか…?」といいガラリと扉をあけると、そこには死にかけの人間がいました。
「魑魅魍魎の類の正体はえてしてお前さんのようなものだ。やれどこの廃寺には鬼が住んでいるだの、やれ、あそこの廃墟には人食いがいるだのな。もしよければいったい何があったのか話してみんか?」とその人間に話しかける僧侶。
「わしは…かつてこの手にすべてを持っていた…。信じられぬかもしれんが、越前の国十万石を拝領する元楠野藩主、それがわしなのじゃ」とその男は言います。
さらに、「幼きときより何不自由なく育ち、父から家督を相続し、そのままで行けば平穏無事に一生を追われたであろう、あのにっくき多々羅玄地が本性を現すまでは…。」といます。
その男が藩主になってから一年後のことでした。
父の代の城の改修に対し、突然幕府からお咎めがあり、当家に謀反の疑いがかかったのでした。
訳が分からず友人であり幼馴染の多々羅玄地に相談したところ、ほとぼりが冷めるまで姿を隠したほうがよいということだったので、その言葉通りにしたもののひと月蓋つき過ぎても音沙汰がなく、ついに半年が経ったころでした。
突然その男の母が死亡したとの報せに驚き国へ帰ると、その男の一族が次々に謎の急死を遂げていたことがわかります。
しかも、国ではその男が家取り壊しに異を唱え、国を出ていたということになっていたのでした。
すべては多田羅玄地の陰謀だったのです。
あいつに復讐せねば、死んでもしにきれん…と話すその男。
僧侶はその男の話を聞き、確かにあり得ない話ではない、しかし私にとってはその話の信ぴょう性などどうでもよく、本人にとっての恨みの深さだけがすべてなのだ、と考えます。
「復讐、いいじゃないですか。おやりなさい」という僧侶に、「なんじゃと?」というその男。
「しかしわしにはもう時間が…。」というその男に、「寿命を人から奪えるとしたらどうです?」とにやりと笑う僧侶。
そうして僧侶から冥府魔刀と呼ばれる不破刀を受け取ります。
その刀で奪った命はそのものの寿命となる、とにわかには信じがたい話をするその僧侶。
「不破刀…わたしはここまでだ!!」と言って、その刀を自分に刺す僧侶。
思わず気絶してしまうその男。
目が覚めると、隣には美女がおり、自分は若返っていました。
その美女、不破刀は言います。
「お前が新しい主かえ。よろしく頼むぞ」と言い、訳が分からないその男。
その美女は不破刀と名乗るも、とにかくその男は自分が若返ったことがうれしくて、外へ飛び出してしまいます。
さしあたり必要なのは金だ、といい、なんと魔刀を質屋に入れお金を作ります。
そのままごはんを食べたり、女を抱いたりと、好き勝手する男。
こんなに世界は美しかったのか、とその男は若返った生活を謳歌しています。
しかし、そんな生活は長くは続きませんでした・・・。
そして・・・。
(この後衝撃の展開へと続きます。)
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感想
今回の話では、後に怨ノ介となる男のはじまりの物語が描かれており、この特殊な設定に読んでいてワクワクしましたね。
一体これから怨ノ介はどうなっていくのか、また、魔刀の謎は明かされるのかなど、気になることがまだまだあります。
それにしても、この作品は時代劇ものでもありますから、独特な雰囲気は現代と違った印象があり、面白いですね。
そんな怨ノ介Fの佩刀人という作品は、時代劇ものが好きな人や、美しい女性が出てくるような話が好きな人、アクションものが好きな人にはたまらない作品となっております。
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