老いた卵子(妊娠適齢期)の濃いネタバレやあらすじ!感想についても(後半)無料

老いた卵子(妊娠適齢期)とは?

老いた卵子(妊娠適齢期)とは、その気になればいつだって妊娠できる、と豪語する33歳結婚もせず自由気ままに生きる女にスポットを当てた作品です。

33歳で自由きままに生きる麻美は、不妊治療中の40代の姉と母親からチクチク言われ、重い腰を上げついに結婚をします。

しかし、予想に反してなかなか妊娠できない麻美。

そんな麻美が苦し紛れにとった行動とは…。

そんな老いた卵子(妊娠適齢期)は、女の病気をテーマに贈る、読者の本当にあった体験傑作集です。

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老いた卵子(妊娠適齢期)のあらすじ(後半)

この物語の主人公、大田真紀は実の兄のスペアの子でした。

4歳年上の兄は病弱で、幼稚園にも通っていませんでした。

母は兄に手いっぱいで、いつも真紀を祖母に預けては、真紀を構うことはありませんでした。

兄が小学校に入学したときはみんな大喜びでお祝いしました。

兄は小学校に入っても病弱で、少し熱があるだけ真紀の母は兄を休ませていました。

兄がアイスを食べたいといえば買ってきますが、当然真紀の分はありません。

兄が小2で真紀が4歳の時、祖母がなくなり、真紀は保育園に預けられることになりました。

その送り迎えの時間だけは真紀が母を独占できる時間で、真紀はその時間が好きでした。

真紀の母は真紀にも優しいときはあり、真紀の健康を気遣うことも多かったそうです。

そんな風に過ごしていたある日、兄が小4になったころ・・・。

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老いた卵子(妊娠適齢期)の濃いネタバレ(後半)

ある日の朝食の時。

「ま、ママ!お兄ちゃんが!!」と、兄の異変に気付いた真紀が母に話しかけます。

兄が鼻血を出しているのです。

そのまま病院へ駆け込むと、兄は白血病であることがわかりました。

「とっても大変な病気でね、死んじゃうこともあるんだよ。」と、真紀に話す医師。

「ママは看病で帰れない。さみしいだろうけど、パパと留守番してね」と、医師は真紀に話します。

しばらくして、真紀は父に兄の見舞いに連れて行ってもらいます。

「本当は子供はダメなんだけど、特別に許してもらったんだよ」と笑顔で真紀に話す真紀の父親。

「あ!真紀ちゃん、きてくれたの」と話す真紀の母親。

そこにいたのは、髪の毛が抜け落ち、変わり果てた兄の姿でした。

「お兄ちゃんね、薬のせいで髪の毛が抜けちゃったの」と真紀の母親は言います。

辛そうな兄を見て何とも言えない気持ちになる真紀。

そんな時、真紀の母親が「ママね、真紀ちゃんにお願いがあるの。お兄ちゃんね、病気で今とっても苦しいの。だから真紀ちゃんに助けてほしいの」と言います。

そして、父と母と医師から骨髄移植の説明を受けます。

「元気な骨髄液をもらうとね、悪い血をやっつけて元気な血を作れるようにしてくれるんだ。お兄ちゃんの病気を治すため、真紀ちゃんの骨髄液をくれないか?」と医師が言います。

「血…、注射するの?」と、いやそうな顔の真紀。

「お兄ちゃんね、骨髄移植しないと、死んじゃうの…」と悲しそうな顔をする真紀の母親。

「お兄ちゃんと白血球の型が同じじゃないと骨髄移植できないの…。ママもパパも違うからダメなの。助けられるのは同じ血を持つ真紀ちゃんだけなの…」と真紀の母親は言います。

「お兄ちゃん元気になったら、ママおうちに帰ってこれるの?」と聞く真紀。

「そうよ。いつも家にいられるわ」と真紀の母親は言います。

母を喜ばせたい一心で、真紀は骨髄移植を決意します。

いろいろな検査を受け、骨髄委採取の時に自分に輸血する血を取りました。

そして数日後、入院して骨髄採取をする真紀。

とても不安で怖かった真紀ですが、母のためにと必死に耐えました。

このとき、真紀は6歳になったばかりでした。

3日後、真紀は退院しましたが…。

「ママは帰らないの?」と真紀は父親に聞きます。

「骨髄移植してもすぐには治らないんだ。まだもう少し入院しなきゃいけないんだよ」と話す真紀の父親。

そして、クリスマスもお正月も、帰らない真紀の母親。

真紀の入学式にも来ませんでした。

「お兄ちゃんまだ具合悪いんだ。もう少し我慢しような」と、真紀の父親は言います。

父親も働きに出なくてはいけないため、放課後はいつも家で一人で留守番の真紀でした。

6月の終わり、ようやく真紀の兄は退院しました。

「退院おめでとう!」と言う家族。

真紀のことは褒めない母親に、とてもさみしくなる真紀。

兄は退院しても、体の拒絶反応などで体調が悪くなり、入院することも多く結局は兄につきっきりとなってしまう真紀の母親。

真紀の兄が中二になったとき、真紀の兄は再び入院してしまいます。

真紀の兄は次第に荒れていき、母親にあたるようになりました。

中学卒業後、高校に進学はせず、家に引きこもるようになってしまう真紀の兄。

そんな兄を見て落ち込む母親。

真紀は兄にも母にも気を遣う毎日を送ることとなってしまいます。

そんな生活が続き、真紀が高校生になったころ・・・。

(このあと、衝撃の展開へと続きます。)

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感想

今回の話では、病弱な兄のスペアの子として育てられた衝撃の話が描かれていましたね。

この話も、実際にあった話を元にしているということで、この世界にこんな出来事が実際にあったんだと思うと、とても驚きました。

また、先が気になる展開だったので、どんどん先を読んでしまいましたね。

スペアの子、というタイトル通り、真紀は兄のスペアとしていつも優先順位は二番目にされてしまいます。

このあとの展開もなかなかに衝撃的で、話がリアリティがあってとても面白かったです。

そんな老いた卵子(妊娠適齢期)は、女の病気をテーマに贈る、読者の本当にあった体験傑作集ですので、何か面白いものを読みたい人にはおすすめの作品となっております。

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